教員情報 |
スズキ オリエ
SUZUKI ORIE 鈴木 織恵 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/07 |
発表テーマ | 平安後期の立后宣命と立后宣旨―藤原歓子の立后宣下を中心に― |
発表学会名 | 二〇〇九年度駒沢史学大会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | (於駒澤大学) |
概要 | 平安後期の立后について、後冷泉天皇の三人の后について検討を行った。後冷泉天皇には大皇太后彰子が後見する章子内親王が中宮に、藤原頼通の娘寛子皇后宮にいたが、関白の藤原教通の娘の歓子が後冷泉天皇の死の直前に宣旨によって立后したことを指摘し、天皇と皇后が夫と妻という地位ではなく、摂関家出身の后の地位や待遇として扱われている点を指摘し、歓子の宣旨による立后が、中世的な女院の嚆矢であることを指摘した。 |