教員情報 |
オオハシ ヤスシ
OHASHI YASUSHI 大橋 靖史 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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発表年月日 | 2023/11/05 |
発表テーマ | 将来の時間的展望と主体的選択が生成されるプロセスに関する研究 -占い師と相談者のやり取りの分析- |
発表学会名 | 日本質的心理学会 第20回大会 |
主催者 | 日本質的心理学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 大阪府茨木市 立命館大学大阪いばらきキャンパス |
発表者・共同発表者 | 大橋靖史・田中元基 |
概要 | 青年期から成人期への移行において、若者は将来の就職や恋愛など、様々な人生課題について展望し、主体的な選択を行うことが必要とされる。青年期の時間的展望の問題は、従来、本人のパーソナリティやアイデンティティ・ステイタスといった内的属性として扱われることが多かったが、こうした問題を、他者との関係の中で変わり得る流動的なものとして扱うことも可能であろう。本発表では、大学生が占い師に自身の将来について占ってもらう場面を録音・録画したデータをもとに、占い-占われるという関係の中で、相談者としての大学生が自身の人生課題についてどのように語り、主体的な選択がどのように行われているかを、ディスコース分析や会話分析の分析手法を用いて、明らかにした。分析の結果、手相(運命)を会話資源にしながら行われる大学生と占い師とのやり取りに定式化の可能性が見出された。 |