教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2008/11 |
発表テーマ | 地域の医療サービスにおいて外国人患者と医師間にコミュニケーションギャップが生じる要因:在日ブラジル人へのグループインタビューから |
発表学会名 | 第46回日本医療・病院管理学会学術総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 静岡 |
発表者・共同発表者 | 濱井妙子,永田文子,山田貴代,西垣克 |
概要 | 静岡県在住の在日ブラジル人でボランティア活動などを通してオピニオンリーダー的な存在の5人を対象にグループディスカッションを実施した。内容は地域の医療施設利用における困難点やブラジルと日本の医療の供給体制の相違点などである。分析の結果、「医学は世界共通である」「医師は人間的にも専門的にも尊厳ある職業である」と日本でもブラジルでも診断は同じでなければならないと強調された。しかし、診療時間が短いこと、確定診断までに検査が老いこと、医師の説明不足があること、医師から差別的な発言や態度があること、通訳の適切の問題、薬剤の容量不足など、ギャップがあることが明らかになった。これらのギャップを解消するために医療者側の対応を再考する必要があると考えた。 |