マツバラ ヒロキ   
  松原 弘樹
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 栄養学科
   職種   教授
発表年月日 2004/09/09
発表テーマ 嚥下障害食の提供方法の検討 嚥下障害食を拒否した一例
発表学会名 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会 第10回
主催者 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 新潟
発表者・共同発表者 小原 仁, 松原弘樹
概要 当院では嚥下障害食導入後、ペースト食からゼリー状食に変更した69歳男性患者に摂食拒否が発生した。患者は脳出血後の嚥下障害を持ち、嚥下障害食変更により誤嚥性肺炎は減少したが、低栄養となった。摂食拒否の理由は、嚥下障害食への不満や食事内容への不満であった。対策として嚥下障害食の必要性の説明、嗜好に合わせた料理提供、盛り付けの工夫を行った結果、患者の理解と食事摂取量の増加が見られ、低栄養と誤嚥性肺炎の抑制が達成された。嚥下障害食導入時は、患者の理解とQOLの低下を防ぐ工夫が必要である。