タカハシ オサム   
  髙橋 修
   所属   淑徳大学  経営学部 経営学科
   職種   教授
発表年月日 2006/12/10
発表テーマ 国際協力人材のコンピテンシーとパフォーマンスとの関連性
発表学会名 人材育成学会第4回年次大会
単独共同区分 単独
概要 日本のNGOにおいて国際協力活動に従事している日本人(国際協力人材)が発揮しているコンピテンシーに関する質問紙調査を行った。回答データを因子分析した結果、課題遂行力・自己確立・他者理解・相互理解の4因子と23の下位項目が抽出された。
また、パフォーマンス指標によって高業績者がより高く発揮しているコンピテンシーが異なることが明らかとなった。すなわち、目標達成やキャパシティ・ディベロップメントに関するパフォーマンスを高めるには、課題遂行力、自己確立及び相互理解カテゴリーのコンピテンシーの開発・向上が必要である。同様に、存在価値の向上には課題遂行力及び自己確立カテゴリーのコンピテンシーを中心に、仕事の効率化には有意差の認められた特定のコンピテンシーを中心に、関係者との信頼関係構築には他者理解カテゴリーのコンピテンシーを中心に開発・向上させることが効果的との示唆が得られた。