ワタナベ タエコ   Taeko Watanabe
  渡邉 多恵子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
発表年月日 2025/10/29
発表テーマ 地域共創ウェルビーイング【演題1】継続的リハ事業による高齢者支援
発表学会名 第84回日本公衆衛生学会総会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 澤田優子,角田晃啓,田中笑子,冨崎悦子,渡邉多恵子, 奥村理加,木下弘,鈴木郁美,安梅勅江
概要 本研究は、T自治体の運動支援施設(シルバーストレッチ教室等)を利用する高齢者615名を対象に、継続的なリハ事業の効果を多面的に検証した。分析の結果、継続利用者は生活機能(買物・食事準備・書類処理など)や社会参加(友人交流・趣味・若者との交流、健康意識)で有意に良好であり、地域での役割や生きがいの維持につながっていた。一方で、身体機能・認知機能は全体的に安定しており、リハ施設利用の有無にかかわらず一定水準を保持していた。以上より、「通いの場」や運動支援は身体活動だけでなく、社会的つながりを介したフレイル予防とエンパワメント促進に寄与しており、今後は心理的サポートも含む包括的な介護予防施策が求められる。