アラクニ ケイスケ   
  荒邦 啓介
   所属   淑徳大学  コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
   職種   准教授
発表年月日 2024/01
発表テーマ 「海軍法務官の武官化」
発表学会名 クラウゼヴィッツ学会2024年度1月定例会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 本報告は、1921年制定の陸海軍軍法会議法で登場した陸海軍法務官(文官)を武官とするか否かという軍内部での議論、特に1940年10月以降に行われたそれを取り上げた。とりわけ、その職務の公正さを保つためのものであった身分保障について、海軍法務官らがどのようにとらえ、そのうえで武官化をどのように考えていたのかを、主に防衛研究所所蔵資料をもとに整理・分析し、その結果、海軍法官たちは、武官化の賛否について、さらに武官化するとして身分保障をどうするかについて、一致した見解を持っていたわけではなかったことを指摘した。