イケハタ ミエコ   IKEHATA MIEKO
  池畑 美恵子
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 教育福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   准教授
発表年月日 2008/09/19
発表テーマ 障害児にみられるポインティングの芽生えとその発達(4) 自閉症児の対応弁別と対応弁別ポインティング成立前後の認知・対人面の特徴
発表学会名 日本特殊教育学会第46回大会
主催者 日本特殊教育学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(基調)
単独共同区分 共同
開催地名 島根大学
発表者・共同発表者 宇佐川浩
概要 自閉症児のポインティング行動の特徴とその支援に関する臨床的研究の第4報として、ポインティング行動を獲得した重度知的障害を伴う1名の自閉症児のポインティング獲得前後の認知、対人面の特徴を分析した。対象児はCA4:9より動作模倣が出始め、CA5:4より数語の名称理解、動作語の理解を獲得しており、象徴機能獲得の初期兆候が認められる発達段階であった。対応弁別ポインティング成立時期を特定し、この時期の前後で視覚的弁別力とセラピストとの向き合い方の変化を観察、評価した。その結果ポインティング行動の芽生え期では、子どもの側の要求意図、選択的志向性の明確化、問いかけや誘いかけへの瞬間的な反応の出現、ことばへの関心の芽生え、アイコンタクトの出現等の変化を認めた。