タナカ トシオ   
  田中 寿夫
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 実践心理学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 心理学専攻
   職種   助教
発表年月日 2012
発表テーマ 心理的対人援助場面における共感研究の整理モデルの提案
発表学会名 日本ヒューマン・ケア心理学会学術集会第14回大会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
概要 本研究では、心理的対人援助場面において、今後さらに実りある共感研究を進めるために、共感の定義を再整理する必要があるという立場をとり、その整理の方法に、臨床心理学領域で多用される「共感のサイクルモデル」に、主に社会心理学の共感研究に利用される「共感の組織モデル」を組み込むことにより、「共感の整理モデル」を作成した。今後は、整理モデルの限界を克服するために、例えばクライントがセラピストのどのような感情的反応・表現を共感と認識しているかなど、「クライントの被共感体験」の視点からも整理していく必要があること等が考察された。