教員情報 |
マツモト ヨシエ
松本 良恵 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 助教 |
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発表年月日 | 2022/09 |
発表テーマ | COVID-19の身近な感染脅威が予防行動に与える影響-日本人大学生を対象とした研究- |
発表学会名 | 日本心理学会第86回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 帝京大学 |
発表者・共同発表者 | 清成透子・井上裕香子・松本良恵 |
概要 | 本研究では、COVID-19パンデミック環境下で感染拡大の鍵を握る若者世代である大学生を対象に調査を実施し、COVID-19感染者が身近に存在する群とそうでない群を比較し、感染脅威に曝されている群の方が感染予防行動や予防を重視する態度を示すかを検討するために調査を実施した。その結果、身近に感染した人がいた群(有感染群)の方が無感染群よりも予防行動を行っていない、または予防を重視していない態度を示しており、さらに、行動規制に対してもより否定的な意見に賛同を示していた。このことから、若者の間ではCOVID-19感染回避の利益がコストを上回っていない可能性、つまり、感染リスクと人間関係維持との間に生じるトレードオフ問題が生じている可能性について、今後検討すべき課題になると考えられる。
本人担当部分:データ分析 |