スズキ アカネ   
  鈴木 茜
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   助教
発表年月日 2010/10
発表テーマ 母子の生活するする地域特性と母親の保健行動との関連〜ソーシャルキャピタルに着目して〜
発表学会名 日本公衆衛生学会 第69回
主催者 日本公衆衛生学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 鈴木茜,高澤みどり,福田昌枝,山口忍,荒賀直子
概要 ソーシャルキャピタル(SC)と母親の保健行動との関連を明らかにすることにより,今後の母子保健活動への示唆を得ることを目的に調査し,有効回答473名を分析対象とした。SCと母親の保健行動は相関が認められ,「相互的な利益交換と社会的信頼」が保健行動と最も強い相関関係があり,保健行動項目のうち「生活習慣」が最もSCとの相関関係があった。SC高群は低群より健康意識や行動,生活習慣,養育機能いずれも良好であり,また,学歴が高く,経済状況は良好で,家族の会話が多く,家庭環境は安定しており,住居形態は持ち家である者が有意に多かった。子育て中女性の健康とSCとの関連があると考えられ,SCの視点を母親の健康支援アセスメント項目に役立てることができるよう検討していきたい。