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教員情報 |
タケモト シンスケ
竹本 信介 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 助教 |
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発表年月日 | 2015/05/09 |
発表テーマ | 戦後日本外交の政官関係論ー近年の日露外交交渉を手がかりにー |
発表学会名 | 日本行政学会 2015年度 研究会・総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
概要 | 本報告は、現代日本外交における政官関係を主題とし、東郷和彦氏の著書『北方領土交渉秘録』および関連する先行研究を分析対象として考察した。それらに潜在する論点を政官関係論の観点から検討した結果、以下の3点の知見を得た。第一に、「行政学」における中央省庁研究では、外務省や日本外交の政官関係に関する論点が依然として未解明の課題として残されている点である。第二に、日露交渉において、外務官僚が主導的役割を果たした局面が存在したことが確認された。第三に、交渉結果を左右する重要な要素として、外務省内部の意見対立を調整する過程の重要性が示された。最後に、これらの知見を基に、今後の外交政策における政官関係の実態や課題の解明に向けた具体的な論点を提示した。 |