イノウエ ナオミ   INOUE NAOMI
  井上 菜穂美
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
発表年月日 2015/02
発表テーマ 急性期病院から在宅移行する終末期がん患者に対する看護援助の実態
発表学会名 第29回日本がん看護学会学術集会
単独共同区分 共同
開催地名 横浜市
発表者・共同発表者 井上菜穂美、小島操子
概要 急性期病院から在宅移行する終末期がん患者に対する看護援助の実態を明らかにするために、3年以上のがん看護経験と終末期がん患者の退院支援の経験を有する病棟看護師13名を対象に、半構成面接調査法によりデータ収集し質的帰納的に分析した。看護援助の内容は安楽、安心、安全な在宅療養生活を送るための看護援助の3つに分類された。病棟看護師は多くの業務に追われる中でも、終末期がん患者と家族が可能な限り在宅療養生活を継続できるよう、患者・家族の個別の状況に応じて看護援助を提供していた。退院後の患者と家族の安寧な在宅療養生活を支援するためには、患者の変化を見越した具体的対応の説明や、速やかに対応できる相談体制の充実の必要性が示唆された。