イノウエ ナオミ   INOUE NAOMI
  井上 菜穂美
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
発表年月日 2017/09
発表テーマ 在宅療養生活を送る終末期がん患者を支援するタブレット端末を活用したテレナーシングプログラムの開発
発表学会名 第21回日本遠隔医療学会学術大会
単独共同区分 共同
開催地名 宇都宮市
発表者・共同発表者 井上菜穂美、小島操子
概要 終末期がん患者の安寧な在宅療養生活を支援するためのタブレット端末を活用したテレナーシングプログラムを開発し、効果を検証した。対象者は5名(男性4名、女性1名、平均年齢46.4±7.9歳)、身体的苦痛が持続していた一方で、改善が見られた苦痛もあった。また、対象者は苦痛の緩和を図るために新たなコーピングを獲得していた。MDASI-Jの症状および生活の支障スコアは悪化傾向にあったが有意差はなく、心理的側面のQOL得点は介入前後で緩やかな改善傾向が見られた。テレナーシングによるタイムリーかつ継続的な助言や励ましにより、一定の介入効果が示された。