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教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2017/11 |
発表テーマ | 病院通訳者を利用したブラジル人患者の意思の説明に対する理解と認識 |
発表学会名 | グローバルヘルス合同大会2017 第58回日本熱帯医学会大会,第32回日本国際保健医療学会学術大会,第21回日本渡航医学会学術集会合同大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京 |
発表者・共同発表者 | 濱井妙子,永田文子,大野直子,石川真,西川浩明 |
概要 | 2017年に病院通訳者を利用したブラジル人患者を対象に,医師の説明に対する患者の理解度と説明を受けた内容,医師への疑問や意見の伝達について質問紙調査を行った.患者には診療前後に調査員がポルトガル語で記入する他記式調査を行った.有効回答数は63件で,患者の平均在日期間は7.9(標準偏差6.9)年,日本語会話能力は「相手が話している内容はほとんどわからない」25.4%,「挨拶ぐらいの日本語が話せる」7.9%であった.医師からの説明が「よくわかった」は88.9%,疑問や意見を医師に「十分に伝えられた」は73.0%,患者の理解度と日本語会話能力,受診回数には有意差はなかった.疑問に思ったことは,通訳者を通じて医師に質問できており,症状を詳しく伝えること,不安なことを相談できるなど,通訳者を介して対話型コミュニケーションがとれていることが明らかになった. |