ナガタ アヤコ   
  永田 文子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
発表年月日 2001/06
発表テーマ 日系ブラジル人の母子保健行動に関する研究
発表学会名 日本地域看護学会第4回学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 単独
開催地名 広島
発表者・共同発表者 永田文子
概要 静岡県西部の日系ブラジル人の多い2自治体に居住し1995年4月以降に日本で出産・育児を経験した日系ブラジル人女性57人に通訳者を伴い,市町村の母子保健サービスについて知っていること,どのようなルートでその情報を受け取ったか半構成インタビューを実施した.対象の自治体は,ポルトガル語通訳を配置し,ポルトガル語の文書を作成して母子保健サービスの周知を行っていた.認知度が高かった項目は母子手帳をもらうこと,子どもの予防接種で判定に認知度が低かった項目は,子どもを持つ母親のためのサークル,健康相談,出産前健康教育であった.情報源は保健センターからが最も多かったが,ブラジル人の友人や会社などからも同じくらい多く,ブラジル人のインフォーマルネットワークを活用し地域のNGOと連携をとることで,お互いの情報交換ができヘルスプロモーションの促進につながると考えた.