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教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2010/10 |
発表テーマ | 外国人患者と医師間におけるコミュニケーション・ギャップに関連のある要因 |
発表学会名 | 第48回日本医療・病院管理学会学術総会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 広島 |
発表者・共同発表者 | 濱井妙子,永田文子,山田貴代 |
概要 | 2010年に静岡県西部の医師会会員を対象にコミュニケーションに関する郵送質問紙調査を実施した.外国人患者との間でコミュニケーションがとれずにずれを感じたことをコミュニケーション・ギャップと定義し,ギャップあり群となし群で分析を行った.ギャップあり群は53.3%でギャップあり群はなし群に比べて、コミュニケーション態度の得点の平均値は有意に低かった.外国人患者と日本人患者の平均値の差が大きかった項目は,「患者の説明するときに理解できるような言葉を使っている」「患者とどんな治療を選ぶか話し合って決めている」「患者が公正な判断ができるように十分な情報を提供している」等であった.ギャップあり群のほうが,開業医のキャリア年数が短く,年齢が若かった.言葉の違いがある患者に公平かつ安全で質の高い医療を実践するためには訓練された医療通訳者の配置および,コミュニケーション態度や外国人への配慮に関する項目を考慮する必要があると考えた. |