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教員情報 |
ナガタ アヤコ
永田 文子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2019/12 |
発表テーマ | ブラジル人患者が同伴した通訳者が介在した診療場面の調査の試み |
発表学会名 | 第34回日本国際保健医療学会学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 三重 |
発表者・共同発表者 | 濱井妙子, 永田文子, 大野直子, 西川浩明 |
概要 | 2019年2月から3月にかけて、外国院患者受入れ拠点病院に外来受診したブラジル人患者、患者が連れてきた通訳者、医師を対象に、対象者の背景に関する質問紙調査と診療場面の録音調査を実施した。調査日程のブラジル人患者総数は698件あり、院内鬱訳者を利用が330件(47.3%)、通訳の必要なしは268件(38.4%)、患者が同伴した通訳者を利用したのは98件(14.0%)だった。患者、同伴した通訳者、医師の同意が得られたのは5件のみと少なく同意が得られない理由として、同伴した通訳者が拒否したケース、医師が同意をしなかったケース、患者と同伴した通訳者が同意しなかったケースがあった。患者は同意しても通訳者が拒否するケースがある一方で、同伴した通訳者は自信がないので確認してほしいというケースもあった。患者に同伴した通訳者が介在する診療場面の調査は難しいことが明らかになった。 |