キム セファン   
  金 世煥
   所属   淑徳大学  経営学部 観光経営学科
   職種   教授
発表年月日 2018/06/02
発表テーマ 日本での韓国飲食店の現状と変遷、 そしてその特徴に関する実証研究 -東京都新大久保地域を中心に-
発表学会名 「日本フードサービス学会」 第23回年次大会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 東洋大学白山キャンパス
概要 東京都総務局の調査(平成27年)によると、新宿区地域は日本で外国人の滞在(居住や事業所など)割合が一番高く、このなかで中国(13,643人)に続き韓国人(10,214人)の居住や事業所、特に韓国関連店舗(飲食店や雑貨店など)が圧倒的に多いことから「新宿コリアタウン」とも呼ばれ、多文化共生地域としても有名である。2002年から吹いた韓流ブームのおかげで、新大久保地域を中心に急増した韓国飲食店は、2002年までに40店舗しかなかったものが、調査同時は400店舗にものぼるほど勢いを増していた。しかし、限られた商圏の中での急激な店舗数の増加がもたらす問題点(同業種との価格競争やビジネスマナーやルールの違反など)も多い。この地域の変遷過程を時系列の側面からみると、形成期(1990年~2001年)、発展期(2002年~2012年)、停滞期(2013年~現在)に区分できると思い、普通であれば停滞期という表現より、成長期と命名したいが、その理由を本調査で明らかにした。韓国飲食店の現状調査として、173店舗の状況(看板メニュー、販売価格、提供サービスの形態、対応可能な言語など)に、韓国飲食店の経営者側の深層インタビュー調査も加えて、その調査結果を発表した。