ミヤケ トシヒコ   MIYAKE TOSHIHIKO
  三宅 俊彦
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
発表年月日 2005/11
発表テーマ 中世の北東アジアにおける銭貨流通―金代を中心に―
発表学会名 ヌルカン永寧寺碑文と中世の東北アジア
主催者 北海道大学
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共著者:A.イーブリエフ
概要 北海道大学で開催された国際シンポジウム「ヌルカン永寧寺碑文と中世の東北アジア」において、ロシア科学アカデミー極東支部のA.イーブリエフ氏とともに発表を行った。イーブリエフ氏が長年収集してきた沿海州の金代城址から出土する銭貨の資料を、金代の窖蔵銭と比較検討を行った。その結果、窖蔵銭と沿海州の出土銭は、ぼぼ似通った銭種組成を示すが、大銭と大定通寳が際だって多いことが明らかとなった。その原因を、大銭は軍事費の支出あるいは淘汰圧に求め、大定通寳は北アジアに共通する傾向であることを明らかにした。
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