オガワ ジュンコ   OGAWA JUNKO
  小川 純子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
発表年月日 2019/06/28
発表テーマ 小児循環器看護に携わる看護師の学習方法の現状とニーズ 全国調査より
発表学会名 第55回日本小児循環器学会総会・学術集会
主催者 日本小児循環器学会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 札幌
発表者・共同発表者 宗村弥生,水野芳子,小川純子,庄司弘子,横山奈緒実,村山有利子,栗田直央子,笹川みちる,日沼千尋
概要 【目的】循環器疾患の子どもの看護に携わる看護師の学習状況の実態とニーズを明らかにする。【方法】先天性心疾患の看護経験が1年以上の看護師を対象に、看護上の疑問の解決方法、研修会やテキスト、ネット利用などの学習方法についてアンケート用紙を用いて調査した。回答は、経験年数や部署、居住地域などの対象者の背景を変数として学習状況との有意差検定を、学習状況や要望への記述は質的に分析した。【結果】国内各地の総合病院、大学病院、小児専門病院、循環器専門病院22施設の協力を得られ219通の回答があり(回収率53.4%)、欠損を除く209通を分析対象とした(有効回答率51%)。部署別では疑問が生じた際の解決方法と学会参加の項目に有意差がみられた。経験年数別では、経験年数が4年以上の看護師は職場以外の学会や研修に参加することが多く、3年未満の看護師は基礎教育時代のテキストやインターネットで調べることが有意に多かった。自由記載には、「疾患の理解が難しく自己学習には限界がある」「小児循環器の看護に関するテキストが不足」「学習の場がない」「勤務の都合で外の研修に出られない」などの現状があげられた。