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教員情報 |
サカキバラ キヨミ
榊原 清美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 職種 助手 |
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発表年月日 | 2012/02 |
発表テーマ | がんターミナル期を自宅で介護する夫への関わりについての一考察 |
発表学会名 | 第1回千葉緩和医療学会学術大会 |
主催者 | 一般社団法人千葉緩和医療学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 榊原清美、宮崎友見子、井上純子、篠原靖志 |
概要 | 近年は、老老介護の高齢者世帯で、別居の子が通いで介護する例が多くなっている。その背景を基に今回は訪問看護師の在宅緩和ケア中の患者の家族員への関わりを振り返り、その役割について考察した。看取りの時に家族介護者は、患者の呼吸が止まりそうになった時などに慌てて救急車を呼んでしまうことがある。しかし、救急車を要請することは、望んでいなかった処置を受けることになりかねない。また、死亡時の状況によっては、検死になることもある。家族での厳かな大切な『看取り』の時間を過ごすためには、死の準備教育と合わせて、慌てて救急車を呼ぶ前に訪問看護師への連絡ができるよう家族、スッタフ間での申し合わせが重要であると考える老老介護の高齢者世帯では、介護に積極的な別居の子だけではなく、高齢でも24時間介護を担う配偶者を含めて粘り強く支援する必要があったと考える。
(本人担当分:訪問看護、看護記録からの原稿作成、グリーフケア、学術大会発表) |