イワサキ キクコ   IWASAKI KIKUKO
  岩崎 紀久子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
項目区分 教育方法の実践例
期間 2009/09~
事項 成人看護学実習直前の患者の観察シュミレーション演習を導入した学習効果の検討
概要 成人看護学実習Ⅰ(慢性期・終末期)および成人看護学実習Ⅱ(急性期・回復期)の臨地実習開始前の学内実習において,学生が受け持ちをすると思われる患者を想定して情報を提示し,その情報から学生同士で患者役,看護師役になり,患者のバイタルサインの測定などの一連の観察のロールプレイを行う。学生にはグループごとに情報を与え,図書室等での自己学習の時間を設ける。そして実際の測定場面やその際の言葉がけなどの実践後,看護師に報告する場面まで実施してもらう。このようなことを通して,学生の実習前のバイタルサイン技術を確認できるのみでなく,どのように看護師に報告するのか,根拠と目的を持った報告の仕方について学ぶことができる。また周囲で観察している他学生にとっても他者が行う状況から自身の知識・技術を再考する学習の機会となっており,今後も継続していきたいシミュレーションである。