教員情報 |
イワサキ キクコ
IWASAKI KIKUKO 岩崎 紀久子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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項目区分 | 教育方法の実践例 |
期間 | 2001/05 |
事項 | ターミナルケア論の講義にロールプレイングを用いた終末期がん患者とのコミュニケーションの検討 |
概要 | 福島県立医科大学看護学部のターミナルケア論の講義の最後のまとめとして,患者役割をした教員と看護師役割の学生とのロールプレイングを実施した。終末期のがんの告知をされていない患者を設定し,痛みなどの症状が強く,希望の持てない否定的な感情をもつ患者に対して,看護師役割の学生が対応している様子を他の学生にも観察してもらい,その後グループワークを行った。グループワークの結果,看護師役割を取っていない学生も自分が患者に問いかけられたように戸惑い,悩み,自分だったらどのように対応するかを考えている状況がわかった。学生を看護師の役割に与えることは難しいが,より身近に感じられ,終末期のがん患者にどのようにコミュニケーションをとったらよいのか,実感することができたロールプレイングであった。 |