イワサキ キクコ   IWASAKI KIKUKO
  岩崎 紀久子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
項目区分 教育方法の実践例
期間 2006/01~2008/03
事項 ドキュメンタリービデオを講義に導入した学生の病む人に対する関心を高める工夫
概要 高崎健康福祉大学看護学部の成人看護学講義の中で,実際に放映された脳腫瘍のため13歳という年齢で亡くなったある男の子のドキュメンタリーを教材として見せることによって,1年次の早い時期から,病む人や障害を持つ人々をケアすることの大切さやその重さを実感してもらうことをねらいとした。ビデオを見た後に感想を書いてもらっているが,学生たちは自分より若くして亡くなった子供の人生そして,健康で生きていられることのありがたさを少なからず全員の学生が実感した内容の感想を書いていた。人への関心の薄れ,そして死というものが他人事としてしか思えない現代の学生たちに,将来看護職として働くことの責任や実感を与えることができたと考えられる。