イワサキ キクコ   IWASAKI KIKUKO
  岩崎 紀久子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
項目区分 教育方法の実践例
期間 2011/04/06~
事項 成人看護援助論Ⅰにおける授業内容の確認ミニテストを取り入れたアクティブラーニングの導入
概要 成人看護援助論Ⅰでは、主に慢性期およびターミナル気にある患者の看護を中心に学習する。慢性期の看護では、生涯を通して病気と共に生活するための生活の再構築、症状コントロール、セルフケアなどが重要であり、対象が主体的に行動できるための支援について、代表的な慢性疾患の病態生理、診断・治療の基本的な知識を抑えつつ、その看護について学習する。終末期の看護では、対象を全人的に理解することの重要性、終末期患者に特有な症状コントロールの緩和の理解を通して、トータルペインの理解を深める学習をする。この科目では多種多様な学習をすることが求められるので、事前、事後学習が必須となる。受講する学生にはあらかじめ評価の方法などをオリエンテーションしたうえで、毎回、前回授業分のミニテストを行い、それも単元の評価対象としている。またこのミニテストの中から期末テストにも出題しているので、毎回の学習の積み重ねが要求されるものである。ミニテストを導入していることにより、学生の学習に対する意識付けはされていると考える。