スエナガ ショウイチ   SHOICHI SUENAGA
  末永 昇一
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 教育福祉学科
   職種   准教授
項目区分 実務の経験を有する者についての特記事項
期間 2008/04~2009/03
事項 習志野市立実籾小学校公開研究会講師(理科)第3学年担当 展開単元「ものの重さと体積」
概要 本単元では色や形による見た目の変化によって重さが変わるかどうか調べることが中心になる。3クラス中、1クラスは単元の導入として形を変えた粘土の重さを調べる。同じ粘土でも団子状と平板状、蛇型で重さが変わると考える児童が多い。実際に計測して比べ、さらに子どもの考えに応じて自由に変形させて重さを調べることによって形が変わっても重さは変わらないことを確かめていく。2クラス目は色の違いと重さである。大きめの黄色い粘土と黒い粘土を提示する。見た目から黄色いが大きい方が重いとする児童、色の濃い方が重いとする児童、同じ重さだとする児童がいる。体積を同じにして比べるという話し合いをしてから計量する。結果に多少のばらつきが出るが、全体を見て色によって重さは変わらないことをつかむ。3クラス目は応用・発展の学習である。粘土の中にあらかじめ宝(鉄球)が入ったものと入っていないものを提示する。どちらに宝が入っているのか粘土を割らないで調べる方法を考え、試す。手で持っても調べられないことから、体積を同じにして重さを測れば宝の入った粘土を探し当てられることがわかる。